株式会社山陽
国内で生産される革の7割を占めるといわれる革の産地、兵庫県。
古来より、市内を流れる市川の豊富な水量と温暖な気候を活かした革作りが行われ、その歴史は1,000年以上前から続くと言われています。
秀吉の時代には姫路の革を使い、武具や馬具が製造され、革の産地としての地位を確立していきます。
IKUTA KABANで使用するヌメ革『オルフェス』を創り出している株式会社山陽は、革の産地として有名な兵庫県姫路市で1911年に創業された100年以上の歴史を持つ、国内有数のタンナーです。
「つくる人の革を、つくる。」をビジョンに掲げ、国内でも最高クラスのヌメ革を製造する技術を持っています。
市川のほとりに1万坪の敷地を有する国内最大規模の山陽は、ピット槽によるヌメ革の生産でも有名です。ピット槽を有するタンナーは国内でも極わずかで、昔ながらの製法で時間をかけて本物の革を生産できる数少ないタンナーの一つです。
その上質の革の良さと魅力をIKUTA KABANの商品を通して感じ取れるようにものづくりを届けていきます。